子どもの笑顔に国境はない(8)

平和のメッセージを届ける

 筆者の地域に住む高校の先生お二人と筆者とで、2003年12月23日に日本を発ち、29日までベトナムを友好訪問してきました。ホーチミン市の戦争証跡博物館の見学の後、バン副館長と面談し、平和カレンダーと平和の絵をお渡ししました。その際、平和の絵を博物館に展示すると約束して下さいました。近々、世界各地からの訪問者が、本校の子どもたちが描いた平和の絵を見ることになります。また、ホーチミン市のツーズー病院平和村のドクさんやハノイのタインスアン平和村のガーちゃんたちにも会うことができ、施設に平和カレンダーと支援金をお渡ししました。ディエンビエン第二小学校とディエンビエン第二中学校では、平和カレンダーをお渡しするとともに、両学校で1時間の日本理解の授業をさせていただき、子どもたちと授業を通して直に交流することができました。

 いずれの訪問先でも大変温かく迎えていただき、一味違ったお土産(平和カレンダー)を喜んで受け取って下さいました。日本の子どもたちからの平和のメッセージを手渡しで贈り届けることができたことが、この12月の友好訪問の成果のひとつであったと思います。

戦争証跡博物館バン副館長に平和の絵を手渡す

戦争証跡博物館バン副館長に           平和の絵を手渡す

戦争証跡博物館バン副館長に平和の絵を手渡す

ツーズー病院平和村の       ドクさんとタン先生とチュン院長

ハノイタインスアン平和村のフォン所長に支援金を寄贈

ハノイタインスアン平和村の       フォン所長に支援金を寄贈

ディエンビエン中学校で原爆の歌「青い空は」の歌唱指導を行う

ディエンビエン中学校で原爆の歌   「青い空は」の歌唱指導を行う

ディエンビエン第二小学校での日本理解授業の授業風景

ディエンビエン第二小学校での       日本理解授業の授業風景

授業を終えて記念撮影(ディエンビエン第二小学校5年生)

  授業を終えて記念撮影   (ディエンビエン第二小学校5年)

3 その後

 その後、筆者は、翌年(2004年)の同じく12月に、再びディエンビエン第二小学校とディエンビエン第二中学校を友好訪問してきました。小学6年生を含む総勢9名が、それぞれチームを組んで、小学校では2日間に渡り、2時間程度の授業やだんご作りなどの日本理解学習と交流を深めました。その時の交流についても報告したいところですが、紙面の都合で割愛します。ただ、この「子どもの笑顔に国境はない」連載シリーズで、次の年の2005年12月の友好訪問時の交流の様子についての報告が予定されていますので、そちらの連載をお楽しみにお待ち下さい。

「スイミー」の授業 4年生 (2004年12月)

「スイミー」の授業 4年生 (2004年12月)

校庭でバンブーダンス (2004年12月)

   校庭でバンブーダンス   (2004年12月)

 さて、2004年の12月にディエンビエン第二小学校を友好訪問した際、これまでにない新たな招聘状を持参していました。日本ベトナム友好協会大阪府連合会が企画した事業で、2005年の6月に、小学生を日本に招待する事業です。ベトナムの小学校では5年生が最高学年になりますが、主として5年生児童男女2名ずつを日本に招待し、日本とベトナムの子ども同士の交流を図るのがねらいです。この事業は「ベトナム子ども大使歓迎事業」と称し、引率の副校長先生お二人とともに、6月から7月にかけての1週間の間、日本の小学校3校と中学校1校を友好訪問しました。

 次回の連載では、この「ベトナム子ども大使歓迎事業」の様子を報告いたします。

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